下草刈りイベント(2017年11月11日)

11月11日(土)「企業の森・黒田電気(青梅)」の森林整備イベントが開催されました。 東京都および森林所有者様との「企業の森」の契約が10年目の最終年となり、これが当地での最後の活動となります。 今回の作業内容は、成長した「花粉が少ないスギの木」の手が届く範囲の枝を切り落とす「根払い」と、 根払いをした部分の樹皮を鹿が荒らすのを防止するネットを設置することです。 グループ会社の黒田テクノ・Sohwa&Sophia Technologies・日動電工からも大勢の方が参加され、参加者は過去最多の総勢58名となりました。

開始式での、細川社長、東京都様、所有者の稲葉様のご挨拶のあと、森林組合の方から、「根払い」の目的と作業方法について説明がありました。その目的は、①柱にした際に節が見えない良材に仕立てる。 ②林内空間を明るくし風通しを良くする。③今後の森林整備作業をしやすくするためとのことです。 5班に分かれて、若手の精鋭部隊を先頭に作業場所へ出発。10年前に植樹したスギの苗は膝下の高さほどだったのが、こんなにも立派に天高く成長していました。あの夏の暑い時期に何年も皆なで行った下草刈り(雑草取り)が報われたかと思うと、感慨もひとしおでした。

さっそく、小さな斧を使って枝を根元から切り落としていきます。植樹地全体で約1,400本のスギを植えていますが、この日はその内の350本分を手入れすることを目標としました。

【ビフォー】

【アフター】

作業前は枝葉でうっそうとして薄暗かったのが、根払いによって、みるみるうちにすっきりとし、回りが明るくなってきました。

続いて根払いした部分を鹿に荒らされない様に、2人1組になってネットを貼り付けていきます。 小さなお子さんも上手にできて満足気です。

1時間少しで予定した作業が無事に終了。終了式の最後には、お子さんから「またやりた~い」と声が上がり、皆さんから拍手が起こっていました。

今回の参加人数が、森林作業の安全のための人数制限設定を超えたため、女性陣10名は先にBBQ会場に移動し、お箸やキーホルダー作りの木工体験を楽しみました。

その後、作業を終えた本隊の森林作業組が到着し、お昼のBBQを開始。お肉やホルモン、野菜などを焼いて皆さんで大いに盛り上がっていました。

お肉にちょっと飽きてきたところで「ピザ釜体験」。希望者が生地作りから教わりながらオリジナルのピザを焼き上げ、おいしくいただきました。

あっという間に森林整備作業・木工体験・BBQ・ピザ釜 体験の楽しいプログラムが終わり、色づき始めた紅葉と、 エメナルドグリーン色の多摩川の清流を眺めながら、また 充実感に浸りながら、帰りのバスに乗り込みました。

帰りのバスの中、目をつむると、この10年の間で、「記念の広葉樹を植樹したこと」「酷暑の中、汗だくになりながら雑草と闘ったこと」「BBQで話したことがなかった人と談笑したこと」「ハイキングコースでの森林浴で癒されたこと」「家族を連れて行ったこと」「一心不乱に箸を削ったこと」「青梅マラソンに出場するようになりマラソン部が立ち上がったこと」等々、いろいろな思い出が走馬灯のようにかけ巡りました。

これで当地での活動は終了です。この地に出会えたことに、そしてこの地を私たちの環境教育・コミュニケーションづくりの場としてご提供いただいた所有者様、また10年の長きにわたり、私たちの活動をサポートいただいた東京都農林水産振興財団の皆様、森林組合の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。