201802

地球環境貢献活動特別プログラム 2007年10月

10月31日 高槻市成合地区におけるIBM様主催の森林保全体験プログラムに参加いたしました。

午前11時JR高槻駅に集合し、バスに乗り込み現地の竹林へ。
.参加者は皆、IBM様よりジャケットを貸していただき、お揃いの格好でバスに乗り込んだ為か、現地到着前からある種の連帯感に包まれていました。高槻市の中心よりバスで30分、まわりには住宅地や田んぼが広がり、いわば都市近郊とも言える距離にこのような活動場所があるということに、意外な印象と親近感を覚えました。

現地では班に分かれて、竹林の伐採や樹木の苗木の植林を行いました。その日は晴天で、10月の終わりとは思えないほど暖かく、竹林の伐採作業では汗ばむほど。現地では班に分かれて竹林の伐採および樹木の苗木の植林を行いました。一人最低一本竹伐採をし、竹を一本切る代わりに一本苗木を植えました。その細やかな環境への配慮に感銘を受けました。そればかりか、伐採した竹の一部は、その後のプログラムで実施された竹細工作りに使用したんですよ!!伐採、そしてリユース・・・、自然の産物には、無駄な物なんて何一つないんですね。
一方、ところどころ心ない人の捨てた空き缶やゴミがあり、それらのゴミも併せて回収しました。不法投棄とまではいきませんが、ちょっとした心がけで、このような心無い行為を行う人が少なくなれば、環境問題も一歩一歩解決の方向に向かうのでは、と感じました。
作業を終えて高槻森林観光センターへ。成合地区よりさらにバスで40分ほどの場所にあります。まわりを森林に囲まれ、清流があり、高槻の奥座敷といった趣のあるところでした。そこでの昼食は、食堂でのバーベキューです。都会の喧騒とは無縁のところで食べる野菜や肉はまわりの空気がおいしいこともあり、一層おいしく感じられました。食事を終え、温泉で午前中の汗を流し、その後竹細工の工房へ向かい、花入(よく床の間に飾ってある竹製の一輪ざしの花入です)の作成も体験しました。

森林保全という、大きなテーマの体験のみならず、森林の中で食事をし、竹林からの恵みを使って細工を作るという、いわば当たり前の生活の中にある喜びや楽しみといったものも体験させていただくことができ、とても有意義な一日を過ごすことが出来ました。