201802

下草刈りイベント(2009年9月5日)

9月5日(土)快晴

いよいよ1年ぶりのイベント、「下刈りイベント」の日がやってきました。昨年はあいにくの小雨でしたが、今日は雲ひとつない快晴!青梅駅に集合した総勢33名の参加者一行は、さっそく「青梅丘陵ハイキングコース」を歩いて現地に向かいました。

新鮮な空気の中、緑の木々の間からふりそそぐ日光を浴びながらのハイキングはとても気持ちがよく、自然と顔に笑みが浮かびます。

今回は、社員だけではなく、社員のご家族(3家族 計8人)にも参加いただきました。

また、地元青梅市裏宿町の自治会長様にお越しいただき、セレモニーでご挨拶をいただくとともに、その後の下刈り作業にもご参加いただきました。

セレモニーのあと、広葉樹の記念植樹をした場所で記念撮影。
今回の活動に、こんなに大勢のみなさんに参加していただきました。

さあ、いざ出陣!植樹地の斜面を一列になって降りて行きます。この斜面がなかなかの急斜面で、今年初めて参加した方はビックリした様子。前後の人と声をかけ合いながらゆっくりと慎重に・・・。
中腹あたりで、皆さんにヘルメットと軍手と大きな鎌が配られ、東京都森林組合の職員の方から「下刈り」のやり方について丁寧に教えていただきました。

「下刈り」とは、植栽した苗木に十分な日光・水・養分・空間を与えるために、周りに生い茂った雑草や潅木を刈り払う作業です。見ると確かに苗木の周りに鬱蒼と草木が生えていて、苗木がきゅうくつそうにしています。

さぁ5班に分かれていよいよ作業開始です。

横 一列に並んで、自分の周りの草を刈りながら斜面を上がっていきます。長い柄のついた鎌を手前にサッサッと引いて刈っていくのですが、切れ味がよくスパスパ 切れるので、思いのほか楽しく、夢中になって作業をすることができました。皆さんがあまりに一所懸命に黙々と作業に打ち込むので、森林組合の方から「休み ながらほどほどにいきましょう」とお声がかかるほどでした。柄が長いおかげで、鎌は自分の体からかなり離れたところの草を刈るので安心感がありましたが、 苗木の近くを刈るときは、間違って苗木を切っては大変とかなり慎重になりました。

あっ という間に作業時間が終了し、ほぼ予定していた範囲の下刈りが完了しました。皆さん汗だくになりながらの作業でしたが、水筒の冷たいお茶で喉を潤し、自分 たちの手できれいに刈り取った植樹地の斜面を見上げると、何とも言えない爽快感、達成感を味わうことができました。そしてまた思わず笑顔に。

苗木の周りの草木はきれいに刈り取られて、苗木も気持ちがよさそうです。

下刈り終了後は、森林組合の方に教えていただいて、全員で使用した鎌を研ぐ手入れを行いました。

最後に、東京都農林水産振興財団の方から、
『「企業の森・黒田電気(青梅)」は、①交通の便がとてもよい②有名なハイキングコースの中にあり注目度が高い③根付き・生育状況がとてもよい、というトリプルA評価です。』
ということをお話頂き、大変うれしく思いました。

≪参加社員の感想をご紹介します≫

○ 前回の植樹と今回の下刈り作業に参加させていただいて、一年前に植えた苗木が力強く育っているのを見て嬉しかったです。今後も大きく育つように願いを込め て雑草を刈りました。今後も出来る限り多くの方が参加して、この活動を通じて仕事以外での親睦も深めていければいいと思います。

○ とても楽しい時間を過ごすことができました。きれいな酸素をたくさん吸って、とても良いリフレッシュになりました。

○ 下草は思っていた以上に生えていて、また、斜面や慣れない鎌を使っての作業で、正直言って大変疲れました。しかし、日頃は接することもない自然の環境の中で、作業を経験したことでリフレッシュできたことも事実です。

○ もう少し涼しい時期に実施できませんか?

○ 行くまでは少し憂鬱だったけど、やってみると案外楽しくて森を育てる大変さを勉強することが出来ました。(社員ご家族 高校2年生)

○ 家族一緒に会社の社会貢献活動に参加させていただくことで、家族の会社に対する理解度が高まりました。

○ 社員のご家族も参加いただいたことで、企業活動にとらわれない、一回り大きな活動になったと実感しました。私たちの参加は一年のスパンでは一瞬のことであ り、環境活動との接点は少ないと言わざるをえないと思います。そこで日頃山に接されている振興財団さん・森林組合さんや地元の方々に本当の意味で感謝の気 持ちを伝える場があってもいいと考えます。作業完了後に参加者・関係者の皆さんで、例えば芋の子会(サトイモの季節ですし)などを楽しむのも一興かと思います。

○ 会社のイベントの他にも、青梅で行われる地元のイベントに皆で積極的に参加できるようになれるといいと思います。来年の青梅マラソンに出てみようかなと考えています。