201802

地球環境貢献活動特別プログラム 2007年11月

◆2007年11月1日(木)IBM環境シンポジウム2007 『市民が変える、社会が変わる-循環型社会実現への共働-』 11月1日 高槻現代劇場でのIBM環境シンポジウム2007に参加いたしました。 阪急高槻市駅を下車し、高槻現代劇場に向かって歩いていてふと、同じ方向へ向かう人がとても多いことに気付きました。
こんなにも多くの人がシンポジウムに参加するのだと気付き、環境に対する人々の意識の高さと、このようなイベントを主催されるIBM様の社会貢献性の高さを改めて実感しました。

高槻現代劇場で待ち合わせしていた、弊社取締役の黒田さん、大阪の野間さん、千里の早川さんと共に入場しました。

大ホールは既に満席、環境を考えようとする参加者の熱意みなぎる中、シンポジウムは厳粛な中にも華々しくスタートしました。

まずはじめに、日本IBM 金田副社長より日本IBMにおける環境活動の取り組みについてのお話がありました。
お話の中で、現在の取組みはもちろんのこと、過去の活動やシンポジウムの開催などに触れておられる部分があり、かつて黒田電気が参加させて頂いたものでもあり感慨深いものがありました。

続いて三輪大阪府副知事、高槻市 奥本高槻市長のお話がありました。
大阪府の取組みでは『アドプトフォレスト(森の養子縁組)』といって、大阪府が府内の森林の所有者と企業の間を取り持ち、森の荒廃を防ごうという活動をされている話をされました。前日訪れたIBM様の竹林は、まさしくそれです。
多くの企業様も参加されています。環境保全を企業単位・自治体単位で取り組むというスケールの大きさ、そして環境の重要性をそこまで真剣に考え、環境保全という社会貢献への参加を表明できる企業がこんなにも日本には多いのだということに、改めて感動を覚えました。

高槻市長のお話は、前日高槻市の竹林で体験したように、行政が一体となって環境に取組んでいるということが納得できました。

休憩をはさんで、世界的に著名な建築家である安藤忠雄先生の講演がありました。
お話の冒頭、先生は大阪駅周辺のビルが乱立し緑が極めて少ない光景を見せて、これが人の住む街であっていいのかとの問いかけをされ、独特の口調で私たちを話しに引き込んでいきました。
全体の内容としては、街に緑を増やそうという趣旨のお話で、現在取組んでいる大阪の中之島一帯を一千本の桜で埋め尽くそうといったものや、淡路島の夢舞台での100もの花壇の設計にまつわるお話など興味深いものでした。

このように、午前中のプログラムは、興味深い話が多く、あっという間に終了してしまいました。
午後からも、金融機関の環境経営への取り組み、大阪府や熊本市の企業・市民の取り組み、IBM様の活動ご紹介等と、盛り沢山の内容でした。

来年も、開催された暁には是非参加させて頂きたいと思います。

日時 時間 スケジュール
11月1日(木) 午前 全体セッション 日本IBM金田副社長ご講演
大阪副知事・高槻市長ご講演
安藤忠雄様ご講演
午後 ・金融機関の環境経営への取り組み
・大阪府・熊本市の企業、市民の取り組み
・IBMの活動