新入社員 環境研修 補植・自然観察(2012年4月13日)
新入社員研修-環境教育の一環として「広葉樹の補植」、「自然観察」を実施しました。
今回の補植作業地は企業の森でも麓(ふもと)に位置する比較的平坦な場所。
集合場所の山頂付近のハイキングコースから一気に作業地である麓まで駆け下ります。
あまりの傾斜に転げ落ちたという表現が適切かも・・。
以前にも同じ場所に植樹していますが、最近出没している鹿に芽や葉を食べられて枯れてしまった木があるそうです。
この日の活動は、成長できないこれらの木を新しい苗木に植え替える事が目的です。
各人が10数本植え終えて、この日の植樹作業は終了。
植樹地の麓にある七兵衛公園に移動し、道具の手入れを終えてからお待ちかねの昼食。満開の桜の下でのお弁当に心もお腹もいっぱいになりました。
『植林作業は人生で初めての経験でした。私たちにとって環境が重要なキーワードである認識はあったのですが、実際に活動してみると山の維持には人の手が必要であることがよく分かりました。今回で終わらせるのではなく、引き続き活動に参加したいと思います』
(新入社員日誌コメントより)
この日の午後は、東京都農林水産振興財団様にご紹介いただいた指導員さんで、(特)森づくりフォーラム 久保田様 による自然観察。
再び山を登り、林の中をかき分け動植物の特徴や生態の説明に耳を傾けます。
この自然観察プログラムは終わってみれば約4kmの山道を2時間くらい歩き続けていたようです。ゴールの東青梅駅では参加者全員ほどよい疲労感と達成感で満たされました。
(翌日は筋肉痛に見舞われた社員も数名・・)
今回の活動は、新入社員全員に黒田電気の環境活動への取り組みを体感してもらい、次世代を担う人財として育成することを目的としています。
例年通りならば、9月ぐらいには有志による灼熱の下刈り作業がまっているハズ。
また来てくれるかな?